14.歌
作詞:椎名慶治
作曲:永谷喬夫
かきむしりたくなるんだかさぶただらけの現状を
張り付く笑顔の下歯ぎしりが聞こえちゃいそうだ
群集心理にそって懸命に走る姿は
明日へのトップランナー必死でもがいてあぁもがいて
越えられない壁にぶつかりながら生きるのは
まるで僅かな光求め飛び交う虫のようだ
夢描くのは自由でそれ踏みにじるのも自由かい?
何か変じゃないのって問うように何度も胸叩いたよ
子供の頃話した夢は今は笑い話なの ねぇ
変わりに手にしたものはどうしようもないぐらいちっちゃな心とずるさ?
この歌は誰の為 この音は誰の為
この気持は誰に届けられるの
がむしゃらに歌って喉をからして
この痛み誰の為 この涙誰の為
この気持ちは君に届けられるの
伝えたい言葉はまだ言えずにいるんだよ
足元ばかり気にして空の色を忘れちゃいそう
影が綺麗に伸びて僕を追い越していくんだ
道端に咲く花にふらつきながらとまる蝶を
ぼんやり眺めてたら知らず知らずに笑みが浮かんだんだ
子供の頃描いた未来はきっとここじゃないんだろう なんて
まとわりついてくる不安が踏み出そうとしてる一歩を躊躇させる
この歌は誰の為 この音は誰の為
この気持ちは誰に届けられるの
思うがまま書き綴ったこの心
この痛み誰の為 この涙誰の為
この気持ちは君に届けられるの
しゃがれてしまった声で今君に伝えたい
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